2016.08.18
カテゴリ:治療
【衝撃】歯磨き後のうがいで虫歯リスクが変わる!?
こんにちは、本日は県歯会館で開催された研修会に参加してきました
在宅歯科診療、エナメル質初期う蝕の管理、緊急時の対応
に関する講習を受講しました
その中で、ブログのタイトルにあるように
歯磨きに関する衝撃の事実を知りました
その概要をかいつまんでご紹介します
- 現在、根拠(エビデンス)の確認できている『虫歯予防』法は
- フッ素塗布
- シーラント
の2点のみである
- 歯磨き粉はフッ素濃度が高いものでないと虫歯予防効果がない
- 歯磨き後のうがいをしすぎるとフッ素濃度が低下し、虫歯予防効果が消失する
同じように歯磨きをしても、うがいのやり方によって虫歯リスクが変わる!
最もダメなやり方は
コップに水を溜めて、何度もうがいをする
なんだそうです
え?
それって、ほとんどの日本人がやってるやつじゃん!
(特に何度もうがいする潔癖な人は特にダメ)
講義をして下さった公衆衛生学の教授曰く
虫歯予防にはフッ素濃度を高く保つことが重要なんだそうで
大量の水で何度もうがいをすると、すぐにフッ素濃度が低下してしまい
フッ素の虫歯予防効果が無くなる
ということでした
その先生の調査結果では、日本人のほとんどがうがいのしすぎだった
歯磨きはしっかりやってもうがいは適当がいいみたいです
また、フッ素の予防効果は歯磨き中に作用するのではなく
歯肉や粘膜に取り込まれたフッ素が歯磨き後に徐放(放出)されて、
それが虫歯予防の効果を発揮するのだそうです
自分も、今回初めて知ったことばかりでとても勉強になりました
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