【マイクロエンド】歯髄腔内の石灰化物(たくさん!)

あけまして、おめでとうございます(今更感)

ブログの更新を随分とサボっている間に2月に…

今年一発目のブログ更新です

2021年も得意な治療である、インプラント、マイクロスコープを駆使して
患者さんの悩みを科学的に確実に誠実に解決する手助けをしていきたいと思います




歯の中にたくさんの石灰化した石があったよ!という症例です


下顎の大臼歯のマイクロエンド
虫歯除去→破折診断→隔壁→ラバーダム→アクセスキャビティープレパレーション
通法どおりに治療のステップを行っていたら…

歯髄腔内石灰化物
歯髄腔内石灰化物

歯髄腔内に多量の石灰化物!(なんか綺麗だよね)
この石が邪魔で根管口(神経の枝の入り口)が明示できないやん〜

しかし!マイクロスコープでシッカリと見えてるので、
石灰化物を目視しながら超音波の道具でチマチマ除去していくと…
(変なとこに穴開けないように慎重に…)


根管口
根管口明示、ストレートラインアクセス

じゃ〜ん!
4根管が綺麗に明示できました(ハァト)
ここまでが一番時間がかかりました

あとは、通法のマイクロエンドを行うだけ!


このようなケースはマイクロスコープがないと治療できませんね!
根管治療の成功率は、初回>再治療です
神経を取る時(初回)の治療が歯を残すためには
とても、とても、とても大切です

治療回数:90分×2回

Tag: 治療