日本の根管治療はタイより遅れている!?

ネットニュースでこんな記事が流れてきました


『日本の歯医者は時代遅れ! タイで歯科治療したら日本の歯医者には二度と行きたくなくなった件』


結構衝撃なタイトルですが…

タイは観光立国であり、メディカルツーリズムにも力を入れているので、
行動力のある方は旅行がてら歯科治療や健康診断を受けてもいいかもしれませんね

気になる値段だが、HPに明示されている。前歯なら9000バーツ、奥歯15000バーツである。
現在の1バーツ3.6円のレートで計算すると、それぞれ32400円、54000円である。
出典:『日本の歯医者は時代遅れ! タイで歯科治療したら日本の歯医者には二度と行きたくなくなった件』



タイの物価は日本のおおよそ1/3程度と言われています
日本の物価水準に訂正するとタイでの根管治療の値段は
前歯:97,200円
奥歯:162,000円

日本でのマイクロエンドの料金と大体同じになるというのは興味深い


タイで治療するか日本で治療するかは個人の嗜好ですが、
一つだけ確実に言えることがあります

根尖性歯周炎の原因は『細菌』です
つまり、細菌が減れば治るし、減らなければ治らないということ…

歯医者さんに行って治療したらゼッタイ治ると思い込んではいませんか?

どうしたら細菌が減らせるのか、どうしたら細菌を再び歯の中に侵入させない様にできるか
答えはわかっています

マイクロエンドGPシングル+BCシーラー

正しい歯科医療リテラシーを身につけて、自身の責任で治療を選ぶ
日本にもそんな時代が到来しつつありますね

グットラック

p.s.
記事内に『顕微鏡が導入されない理由は簡単で、お馴染みの「保険適用ではない」』
とありますが、実際には条件を満たせば保険治療でも顕微鏡を使うことはできます
ただし、それはマイクロエンド(精密根管治療)と同じ治療ということではありません

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