『顕微鏡+レジン充填』の世界

プライベートが超多忙だったので、ブログ更新が滞ってます
楽しみにしている人がいたら(いるのか?)すみません
伝えたいことはたくさんあるので、不定期ですがコツコツやっていきます
何年振りかに徹夜をしまして、年齢を感じました 笑

レジン充填とは

セラミックにより強化された樹脂を直接歯に接着させる治療法です
接着やコンポジットレジンの性能が飛躍的に良くなったことに加え、
歯科用顕微鏡などの明拡大視野での治療が可能になったことで、
信頼性や審美性に優れた治療になりました

ダイレクトボンディングの利点

  • 歯を削る量が間接法(インレーやクラウン)と比べて少ない歯質保存
  • 治療が1回で終わる

ダイレクトボンディングの欠点

  • 技術に左右される(テクニックセンシティブ)
  • 大きな欠損には対応できない




保険治療にもCRと呼ばれるプラスチック治療があり、
患者さんはそれで充分と思われるかもしれませんが、
信頼性や審美性にはやや疑問が付くことが多く、
大抵は褐線(かっせん)とか二次齲蝕になっています
(まあ、接着とか充填がダメダメなんですね)

百聞は一見にしかず
ということで、治療例を供覧ください


保険CR_1q保険CR_1a
CRの二次う蝕の一例(保険)

段差の部分から虫歯が再発(二次う蝕)しています(ピンク丸)
段差があるのでどこにプラスチックを詰めたか直ぐわかりますね!
歯医者さんで何度も治療を繰り返し、結果的に歯を失う原因の一因です


治療前治療後
顕微鏡+ダイレクトボンディングの一例(自費)

主訴:つめもの取れた(銀歯)、虫歯あり
治療回数:1回
治療時間:60分


見た目の美しさもそうですが、
どっちが歯とピッタリしているか、段差がないか一目瞭然かと思います

虫歯を再び作らないための予防的治療です


あなたは自身の大切な歯、どちらの治療を受けたいですか?
歯科治療に顕微鏡はもはやマスト!な時代ではないでしょうか

p.s.
保険と自費は素材の違い?ノンノンノン
技術(使い方)と治療時間です
(材料もいいもの使うけど)

Tag: 治療