歯科矯正用アンカースクリュー セミナー@新宿

セミナー受講の様子

新宿で行われた「歯科矯正用アンカースクリュー セミナー」に参加してきました
歯科矯正用アンカースクリュー とは正式にはTADsと言います

TADsとは

Temporary Anchorage Devicesの略
歯の近くの顎の骨にスクリューやプレートを固定し、
それを固定源として矯正を行う方法です

TADsのメリットは?

今まで困難とされてきた方向への歯の移動が効率よく行えるようになりました
その結果として治療効果の向上と治療期間の短縮が可能となりました

セミナーを受講して得られた知見

  • TADsにより治療のバリエーションが広がった
  • TADsの歯の移動メカニクスは従来モデルと異なる
  • TADsの歯の移動メカニクスを理解して治療する必要がある
  • TADsにより治療の失敗は減ったが、無理な歯の移動による合併症が増えた
  • TADsを用いても生体の許容を超えた矯正治療は結局、長期的に安定しない
  • ハイアングルⅡ級症例は治療および長期安定性には限界がある
  • 結局、診査・診断と治療のゴールという矯正治療の根幹が重要
  • 「サージェリーファースト」という外科矯正の考え方に未来を感じた


これからさらに部分矯正(LO)や成人矯正にTADsを活用します
(先日の成人矯正も結局1年強で完了してしまい、びっくりしました)

スクリューやプレートの埋入経験は豊富ですので、手術の依頼も承ります

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