第7回 矯正セミナー@東京

8020(80歳で20本以上が自分の歯)を達成している人に
叢生や不正咬合など、歯並びの悪い人はほとんどいません

つまり、逆から考えると

『歯並びが悪い人はたいていの歯を失う』


ことを意味します

現実は残酷ですが、数字は嘘をつきません
歯を失いたくない人で、歯並びが悪い人は矯正治療で治しましょう
(これも広義の『予防』です)

こんにちは、滝本歯科口腔外科クリニックの院長です


さて、矯正セミナーは今回からアドバンストコースになりました

今日のテーマは「模型・セファロ分析」でした

矯正治療を行うためには、まず、
患者さんの主訴(困っていること)に基づいて問題点を抽出します
歯並びの問題なのか、骨格的な問題なのか…

そこで必要になるのが、歯列模型(歯の型)や頭部X線規格写真(セファロ)です

これらを分析すると、問題点がクリアーになるので、
それに基づく正確な治療の計画を立てることができます

模型分析は自分でチョクチョクやるのでモウマンタイですが、
セファロは、普段コンピューターで出されたデータを解析するだけなので、
自分で定規と分度器を使ってアナログに計測するのは学生実習以来でした

数値の分析については普段の臨床でも慣れ親しんでいますが、良い復習となりました

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