2019.01.28
カテゴリ:治療
外科的歯内療法の1年6ヶ月後
1年6ヶ月ほど前に自費の被せ物を外したくないという理由から、
外科的歯内療法のみで対応した症例の1年6ヶ月をフォローしました
根の先端にあった黒い影は術後6ヶ月からさらに縮小しほぼ無くなりました
痛みや腫れといった症状もなく経過しているとのことです
マイクロスコープを用い、
コンセプトを遵守した外科的歯内療法を行いました
歯根の先端を一部カットし、超音波チップで逆根管形成を行い、
MTAセメントにて逆根管充填を行いました
基本的には、歯内療法→外科というのがセオリーですが、
様々な理由により歯内療法が行えないと判断した場合に外科で対応します
治療に『必ず』はありませんが、
コンセプトを遵守したモダンテクニックによる歯内療法外科の
成功率は90%以上という高い成功率が報告されています
ほぼ切るだけのトラディショナルテクニックでは約50%なので、
どのようなコンセプトで治療しているかがとても重要です
Tag: 治療