歯科医療に早い安いうまいはあるのか

こんにちは、今日は久しぶりに1日がかりの大きな手術をしました

手前味噌で恐縮ですが、この手術が安全・確実にできるということは

当院の医療設備と医療チームあってこそと感謝しています

このレベルの手術が行えるのは…
これ以上は自慢になってしまうと思うので、自粛しますね
(『実るほど頭を垂れる稲穂かな』ですね)

患者さんも長時間の手術にも関わらず「快適で良かった」と仰って頂き、
口腔外科・麻酔冥利に尽きます

患者さんから時々、

辛いインプラント治療を受けてるという知り合いが居る

的なお話を時々聞くのですが 、それは都市伝説ですか?
何処で治療してるんでしょうかね?本当に不思議に思います

コンセプトを遵守したインプラント治療は抜歯より辛くないはずですが…

さて、閑話休題
(以下はあくまでも一個人の所感です)

ふと思った事なんですが、
外食産業などでは「早い、安い、旨い」が良しとされますよね

歯科業界はどうなんでしょう

「短い(治療時間が)、安い、巧い」あるんでしょうか?

自分が知る限りですが、有名な名医の歯科医師は皆さん

『長い(治療時間が)、高い、巧い』なんですよね

もちろん「短い、安い、巧い」があれば患者さんとしては嬉しいですよね

でも、多分それは残念ながらファンタジーなんですよ
(そうであって欲しいというファンタジー故に語り継がれるという)

理由は明解で、コンセプトを遵守した治療には時間がかかるからです
(中には神の手みたいな人がいるかもしれませんが)

高いのはその治療時間や環境を確保するためのコストなんです
材料が違うから高いとか安いとかそういうのはもう時代錯誤なんだと思います

ある意味、日本でも受ける医療サービスが選択できる良い時代になってきた訳です
患者さんも是非正しい医療情報に自らアクセスしてその上で
どういう医療を受けるのか主体的に判断してもらえたらいいなと思います

Tag: 雑感