歯内療法(エンド)セミナー@麻生歯科クリニック

こんにちは、7月28日は休診日ですが、静岡市の麻生歯科クリニックにて
歯内療法専門医である高橋玄先生の歯内療法セミナーを1日がかりで受講しました

歯内療法とは所謂「歯の神経の治療」や「根の治療」と言われる治療で、

歯を残す為には非常に大事な分野です
(家でいうと基礎工事にあたります)

高橋玄先生は、ペンエンドスタディークラブジャパン認定医です
ペンエンドでは米国ペンシルバニア大学のコンセプトによる治療を行います
ペンシルバニア大学は現在世界で最も進んだ歯内療法を研究・実践しています

去年から数回に渡りこの治療のコンセプトを学んでいます
科学的根拠に基づいた治療法はまさに目から鱗状態で、
「今までの治療はなんだったんだ?」
世界と日本とのレベルの差、教育の差を痛感しています

当院でも可能な限りこのコンセプトに沿った治療にバージョンアップしており、
結論から言うと、非常に良い結果をもたらしています

まず、ラバダーム防湿するようにしただけで、
神経の治療した患者さんの「痛い」とか「腫れた」がゼロになりました!
(ちなみに、急患も今の所ゼロです)

今、すごく悩むのはこのコンセプトを100%守る為には
保険治療の給付では不可能であること
そして、多くの患者さんがそのことをまだ理解できないだろうなということ
(まあ、日本の歯科医師の大半も分かっていないので)

ただ、日本は世界から10〜20年遅れでトレンドが来ます
(インプラント治療もそうです)
現在の世界では自分の歯を極力残し、ダメならインプラントがトレンド
日本は1世代前のダメそうな歯は抜いて即インプラントのトレンドがナウ来ています

なので、あと10〜20年後にはこのトレンドが来る!

と予想しています
その予兆に、患者さん思いの勉強熱心な先生はもうこの手法を取り入れ始めています

ペンエンドスタディークラブジャパンでは、
患者さんの疑問をわかりやすく解説してあります
コラムをご覧下さい

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